ケース別の事例

①高齢の一人暮らしの親が心配

  • 高齢の一人暮らしの親が心配
  • 認知症の父の家を売却して入所費や治療代にあてたい

後見人などには、ご本人さんのために財産管理や身上監護をする義務がありますので、たとえば、年金などの収入と生活費・入所費・病院代の支出の管理、施設や病院、預貯金の管理、ご本人さんが相続人となる場合の遺産分割協議への参加などを後見人に任せることが出来ます。

認知症の親御さんの入所費や治療代が親御さんの収入や家族の収入では不足する場合で、子供達はそれぞれ自宅を持っている又は遠方にいるため親御さんの家・土地を引継ぐ家族がない場合には、親御さんの家土地を売却して、入所費などにあてることが考えられます。
しかし判断能力が衰えると契約内容が理解できないため、ご本人さんは契約を結ぶことができません。不動産という大切な財産について、そのご本人さんに代わって後見人が売買契約を結んで手続きを行って、利用予定のない不動産で得たお金をその後の入所費や治療代として備えることができます。

後見人がする行為のいくつかは家庭裁判所の許可が必要で、ご自宅の売却もその一つです。私たち司法書士は後見申立てだけでなく家庭裁判所の許可の書類作成もサポートしています。